SUPPIN Vol.1


1987年8月15日(土)16日(日)名古屋市民会館
S席 ¥3500 A席 ¥3200

このときは実家に帰ってるときに観た。
15日の開演時間は18:30なのに、何故か16日は17:00
ものすごく焦ったのを覚えてる。

<演奏曲目>

・噂
・それ以上言わないで
・この世に二人だけ
・シニカル・ムーン
・不良
・時刻表
・シーサイド・コーポラス
・かもめはかもめ
・エレーン
・あたいの夏休み
・F.O.
・HALF
・あほう鳥
・熱病
・毒をんな

  <アンコール>

・見返り美人
・やまねこ
・白鳥の歌が聴こえる

この時もチケットも持って無く何のあてもないまま、この時も会場まで足を運んだところをみると まだまだ余熱があったのかもしれない。 LF前で知り合った方とここで再会。名古屋まで来るとはとびっくりした。結局彼らにチケットを都合してもらった。ありがとう。

さて・・並んだ曲をざっと見てもらうと分かると思うが、 『この世に二人だけ』『不良』『F.O.』『HALF』『あほう鳥』『見返り美人』『やまねこ』と年末に行われた「歌暦」で歌われた曲が並ぶ。 アンコールの二曲に至っては並びまで同じ。

多少アレンジを変えてあるかもしれないが、極端に変わってでもいない限り素人の私にゃ分からない。 このせいで86年末から同じコンサートを観せられてる錯覚に陥る。 それもしかたない、半分近くの曲が同じなんだから。 もしかしたらCD化されている唯一の「歌暦」に来れなかった人のため、という意識が多少あったのかもしれない。 しかし、その時自分では気づかなかったが中島さんに対するちょっとした失望感がこのあとしばらく続く。

この時期のツアーでもMCの最中に舞台上にモノを持っていく輩がいた。 なんとスイカを持って舞台に向かった奴が居たようで、しかし係員に止められたらしく、 あろうことかそのスイカを舞台上に放り投げた。 当然スイカは舞台上で割れた。あ〜あ・・を意味するようなドラムの音が鳴る。 割と後の席だったので詳細はよく見えなかったが、とりあえず割れたスイカはかすかに見えた。

こういうのは静かに置いてくれないとというような事を言う中島さんに投げた輩が叫ぶ「係りの人がだましたの」 中島「係りの人がだましたの???」男もっと大きな声で「邪魔!!」「ああ邪魔ね」 なんでこんなやりとり覚えてるんだろ、ともかくやりすぎだなあと思ったが、それほど気にはならなかった。

この何をやっても中島さんは許してくれるんだ的感覚は実は私自身も持っていたと思う。 今現在の中島ファンからはあまり想像ができないかもしれない。

今回、めずらしく夏のツアーとなった。夏のツアーというのはあまり覚えが無い。 どうも実際に夏の祭りのシーズンを中島さん自身避けていたようだ。 何故今回は夏なのかはインタビュー記事も手元にないし解らない。


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